ウルセラの副作用。3ヶ月の治療終えて。
カテゴリー:ウルセラ
ウルセラを開始して3ヶ月。
今回は、ダウンタイム、副作用に関して報告します。
治療後のダウンタイム
頬内側、あごの下に一部、赤みが出る場合があります。場合によっては、少しミミズバレのような症状が出る場合があります。
これは、ウルセラを照射する場合に、しっかり押さえても、浮いてしまう事があり、少し浮いてしまう場合は、予定より少し浅いところに熱エネルギーが加わってしまうからです。
しかし、この症状は、数時間でおさまり、赤みは1週間程度でおさまります。
やけどに関しては、1例もありません。
腫れはほとんどありませんが、少し、むくみは出る場合はありますが、他人に指摘されることはありません。
両側のあご、あご下、額の外を、強く抑えると痛みがあることがありますが、これは、筋膜が熱により反応したところです。通常、押さえた時の痛みは、1〜2週間で無くなります。
ウルセラの副作用
皮膚への影響
照射後に一過性の赤みが生じる程度です。
ただし、エコー画像をしっかり確認し、先端が浮かないように、しっかり密着させる必要があります。
やけど、皮膚の陥凹、肥厚性瘢痕(ケロイド)は1例もありません。
神経への影響
神経周辺を施術、刺激した場合、しびれ等の違和感が一時的に生じる場合があります。
2から3例、額の外側の上に軽いしびれを感じる方がいましたが、1ヶ月で完全に元に戻りました。
念のため、顔の知覚の三叉神経の本幹(骨から出ている場所)や顔面神経はさけるように照射しています。
ウルセラは、3ヶ月を経過した時点で、ダウンタイムや副作用はまったくありませんでした。
照射の仕方、トランスディーサーの深さの正しい選択、解剖学的構造をしっかり理解していれば、ウルセラはダウンタイム、副作用はまったくない治療です。
また、エコーでSMAS筋膜や筋肉に正確に当てる必要もあります。
正確に当てるには、かなりの知識と経験を要しますが。
3ヶ月の治療を行って、顔のたるみ治療においては、現在ある最強の治療機器と改めて実感しました。
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