47歳の誕生日
私も、7月で47歳になりました。
医学部卒業後、2年間の研修を経て、形成外科を10年、美容外科を10年、卒業後、22年がたちます。
医師としては、ベテランではありませんが、中堅をこえたあたりでしょうか。
意外と若く見られますが・・・
よく患者様に、年齢のことを聞かれ、お答えすると、若く見えますねと言われます。30台後半ぐらいに。
美容のクリニックなので、若く、見られるのは良いことですが、若く見られるということは、美容の経験が少ないとも思われます。
経験的には、美容外科医としては、中堅クラスをこえたあたりなので、ご心配なく。
この10年間の美容外科、美容整形の治療内容の変化
形成外科医を10年した後、美容外科を始めたのは12から13年ぐらい前のことでしょうか。
始めた当初は、すべて手術。というより、手術以外の選択肢はありませんでした。注射としては、コラーゲン注入ぐらいです。
しかし、この10年間の美容治療は、ガラっと様変わり。
切る美容外科から切らない美容外科に。
特に、ヒアルロン酸、ボトックスなどの注射剤。更に様々な治療機器も。
さらに、注射や治療機器を中心とした美容皮膚科という領域も生まれました。
日本人が求める美容とは?
美容に関連するテレビ番組など、最近は、たくさんの情報が普通に流れています。
しかし、日本人の美容に対する意識は、10年間変わっていないとうのが私の本音です。
大きな変化を望むわけではなく、自分を少し変えたいあるいは少し若返らせたいという考えは全く変わっていません。
日本では、韓国のように誰が見てもわかるような変化より、なんか変わったとうナチュラル志向の考えは、今後も変わらないと思います。
これからの美容外科医に求められるもの。
美容外科医としては、ある程度の経験は積んできたつもりです。
新しい治療も、自分が良いと思う治療は積極的に導入して来ました。
今後求められる美容外科医は、患者様が求める要求に対して、どれだけ忠実に合わせることができるかということです。
医師がすべてを決定し、どれだけ変えることができるのかということではありません。
そのため、これからの美容外科医は、注射、治療機器、手術とオールラウンドにこなさなければいけないと思います。
引き出しをたくさん用意し、患者様の要求に忠実に答えられるように。
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美容治療におけるダウンタムとは?
美容の様々の治療におけるダウンタイムとは、日常生活に戻るために必要な期間という意味です。
ただし、ダウンタイムと言っても、人により、その期間にかなり差があるので、一定の期間が決まっているわけではありません。
ダウンタイムは大きく分けて次の3つ
- 赤み(発赤)
- 青あざ(内出血)
- 腫れ
その他に、治療によっては、かさつき、注射の跡、かさぶた(痂皮)、傷跡などもあります。
治療後の赤みについて
赤みの出方は、治療方法により、出方、引くまでの期間はかなり差があります。
治療前に、よく確認して頂くことが重要です。
ただし、赤みに関しては、化粧(メイク)である程度隠すことは可能です。
まりもクリニックでは、メイクの仕方、コンシーラの色の選び方なども、希望であればご指導いたしますので、お気軽に聞いてください。
治療後の青あざについて
青あざは、治療後の内出血(皮下出血)で、特に、注射や手術後に出る場合があります。
青あざは、例えて言えば、肘の点滴や注射のあとに出る物、または、打撲をした後に数日して出るものという方がわかりやすいと思いますが。
また、青あざは、治療直後に出るものは少なく、数日たってから出るものも多く、その広がり方にも個人差はあります。
通常、青あざが出た場合は、1週間程度で薄くなり、その後、黄色ぽくなった後に、完全に消失します。
青あざは、程度によりますが、メイクで隠すのは非常に難しい場合が多いですので、事前に、どの程度出るのか確認しておく必要があります。
青あざもある程度、美容の経験を積むと、出やすい人か出にくい人は判断がつきますので。
治療後の腫れについて
腫れについては、治療方法により、かなり差があります。
具体的に、どの程度の腫れなのかを確認する必要はあります。
ただし、腫れ方には、かなり個人差があるのも事実です。
私の個人的な説明の仕方では、まずは、腫れが出るのか、出ないのか。もし、出た場合、何日程度で引くのか、経験的なことを含めて、具体的に説明するようにしております。
また、元の肌の色により、目立ち安さも変わってきます。色黒な方は、青あざは目立ちませんし、色白な方は目立つといった説明もするようにしています。
痛くない、青あざが出ない、腫れないどいう広告に惑わされないように、治療前にしっかりと確認していただくことが重要です。
医師から説明することは当然ですが、当然のことができていないクリニックもありますので、ご本人からも心配なことがあれば、具体的に聞いていただく必要があると思います。
もし、この説明をしっかりしていだだけないクリニックであれば、パスしていただいたほうが良いと思います。
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この10年間で、美容外科、美容皮膚科の情報の入手の仕方は激変しました。
以前は、テレビコマーシャル、雑誌の後の広告が中心でした。
しかし、この10年間は、インターネットの爆発できな普及もあり、情報は殆ど、インターネットを通じた広告を中心に変わりました。
また、ツイッター、フェイスブック、Google+などのSNSの普及もあり、情報の入手方法も日々変化しています。
この2~3年は、スマートフォンの大普及もあり、よりいっそインターネットを通じて、情報が入手しやすい環境に変化してきています。
さらに、口コミサイトなども増えることで、情報の入手方法が日々変化しています。
美容情報の氾濫で。
しかし、患者様から、情報が多すぎて、何が良いのか悪いのかわからないといことを聞きます。
また、びっくりするような副作用が書いてあり、怖くて出来なくなるということも聞きます。
新しいものが良いとは限らず、何を持って効果があるかないかも人によって基準は異なります。
美容情報の氾濫で、何が良くて、何が良くないのかは、ドクターにより変わりますが、今回のブログを通じて、私なりの考え方(あくまで経験を通じてのお話が中心になりますが)を述べて、クリニック選びの基準にしていただければと思います。
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医師になってから20年
私も、平成3年(1991年)に医学部を卒業し、医師になってから20年がたちます。
はじめの10年が、形成外科。
次の10年が、美容外科、美容皮膚科を中心に治療を行って来ました。
この、10年間の美容の治療は、日進月歩で、非常に変化が激しく、絶えず、新しい治療が出てきています。
ブログを始めようとしたきっかけは?
医師となり20年を迎え、また、40台半ばを過ぎて、医師としての節目である事。
また、美容治療をはじめて、10年以上たち、自分なりの美容の経験を積んできて、(当然ですが、これ以上経験されている先生もたくさんいらっしゃいますので、大きな事を言える立場ではありませんが)、美容に対する自分のこだわりも出てきました。
このブログは、自分の経験と自分なりのこだわりを中心に述べていきたいと思います。
あくまで、個人的な意見も多く、美容を専門としているドクターにより考え方も異なると思いますが、この考え方こそ、美容のクリニック選びの基準にしていただければと思います。
今後のブログをお楽しみに。
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まりもクリニックの院長である私の名前は、牧野良彦(まきのよしひこ)です。
最近では、よく、患者様に「まりも先生」と呼ばれることが多くなりました。
牧野先生と呼ばれるよりも。
まりもクリニックの由来
よく患者様に聞かれるのですが、なぜ、「まりもクリニック」とつけたのか。
まりもクリニックなので、先生は北海道の出身ですかと聞かれますが、私は、生まれも育ちも名古屋です。
10年ほど前、美容外科の修行をさせていただくために、いちだクリニックに勤務させて頂きました。
まりもクリニックの名付け親は、いちだクリニックの院長で市田先生です。
市田先生は、私の美容の最も尊敬する美容外科医で、師匠でもあります。
その時、言われたのは、クリニックの名前は、ひらがな3文字がみんなに覚えられやすすく、親しみやすいので良いのではと。
また、画数も大事で、「まりも」は3文字で、画数も良いので、これが一番と言うことで決めさせて頂きました。
開院当初は、クリニックの名前に戸惑いはありました。
しかし、今では、患者様に「まりも先生」と呼ばれるようになり、非常に親しみを感じて、このクリニックの名付け親である市田先生に大変感謝しております。
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