「マドンナリフト」に使用するフラクショナルCO2レーザー

マドンナリフトに使用するレーザーは、DEKA社のCO2フラクショナルレーザー「SmartXIDE DOT(スマートサイト・ドット」です。
マドンナリフトは、商標登録済みなので、このレーザーを使用した治療でしか使用出来ません。

SmartXIDE DOT(スマートサイト・ドット)の詳細はこちら

まりもクリニックでは、この治療機器があるわけではありませんので、今週の日曜日のセミナーに向けての前置きということで、少し報告したいと思います。


製品の特徴として(専門的な話にはなりますが)、

  1. スマートパルステクノロジー
  2. スマートタックモード
  3. 多様な組み合わせが可能なパラメーター設定モード

今回のフラクショナルCO2レーザーであるSmartXIDE DOT(スマートサイト・ドット)は、従来のフラクショナルCO2レーザーと異なり、まぶたのリフトリフトアップ「マドンナリフト」が可能と言うこと。

日本では、フラクショナルCO2レーザは、いろいろな会社から出ていますが、そのほとんどの適応はにきび跡の陥凹や傷跡です。

SmartXIDE DOT(スマートサイト・ドット)のみが、マドンナリフトなどのリフトアップが可能なのか。
今週の日曜日のマドンナリフトのセミナーに参加し、しっかり確認してきたいと思います。


「マドンナリフト」ハンズオンセミナに参加してきます。

DEKA社主催の「マドンナリフト」のセミナーに参加してきます。

6月17日の日曜日、大阪にて、DEKA社主催の「マドンナリフト」のハンズオンセミナーに参加してきます。

DEKA社のフラクショナルCO2レーザー「SmartXIDEシリーズ」は、通常のパルス波形とは異なり、フラクショナルレーザーに最も適した2段階のピークパルス波形を搭載。十分な皮膚の蒸散効果を保ちつつ、効率良くサーマルエフェクトを与えることが可能になっているということです。

SmartXIDEシリーズの詳細はこちら

「マドンナリフト」とは?

マドンナリフトは、フラクショナルCO2レーザー「SmartXIDE」を使用し、その波形の最大の特徴である皮膚の収縮の強さを利用した、新しい眼瞼挙上レーザー照射術とのこと。
まずは、下のYouTubeの画像を御覧ください。


施術は、月1回ごとに、3~5回。
上眼瞼からこめかみ、下眼瞼まで照射することで、目元全体のシワ、たるみの改善効果が期待できるとか。

手術に比べ、ダウンタイムも大幅に軽減。日常生活に支障はなく、たるみの手術までは・・・とためらうような場合に有効な施術法とのこと。

しかし、CO2フラクショナルレーザーは、通常、赤み、かさぶた、腫れなどのダウンタイムを伴うのが一般的です。
本当に、ダウンタイムが少なく、たるみに効果があるのか実際、私の目で確かめてきます。

詳細は、セミナーの後で報告いたします。


美容外科、美容皮膚科のダウンタイムとは?

美容治療におけるダウンタムとは?

美容の様々の治療におけるダウンタイムとは、日常生活に戻るために必要な期間という意味です。
ただし、ダウンタイムと言っても、人により、その期間にかなり差があるので、一定の期間が決まっているわけではありません。

ダウンタイムは大きく分けて次の3つ

  1. 赤み(発赤)
  2. 青あざ(内出血)
  3. 腫れ

その他に、治療によっては、かさつき、注射の跡、かさぶた(痂皮)、傷跡などもあります。

治療後の赤みについて

赤みの出方は、治療方法により、出方、引くまでの期間はかなり差があります。
治療前に、よく確認して頂くことが重要です。
ただし、赤みに関しては、化粧(メイク)である程度隠すことは可能です。
まりもクリニックでは、メイクの仕方、コンシーラの色の選び方なども、希望であればご指導いたしますので、お気軽に聞いてください。

治療後の青あざについて

青あざは、治療後の内出血(皮下出血)で、特に、注射や手術後に出る場合があります。
青あざは、例えて言えば、肘の点滴や注射のあとに出る物、または、打撲をした後に数日して出るものという方がわかりやすいと思いますが。
また、青あざは、治療直後に出るものは少なく、数日たってから出るものも多く、その広がり方にも個人差はあります。
通常、青あざが出た場合は、1週間程度で薄くなり、その後、黄色ぽくなった後に、完全に消失します。
青あざは、程度によりますが、メイクで隠すのは非常に難しい場合が多いですので、事前に、どの程度出るのか確認しておく必要があります。
青あざもある程度、美容の経験を積むと、出やすい人か出にくい人は判断がつきますので。

治療後の腫れについて

腫れについては、治療方法により、かなり差があります。
具体的に、どの程度の腫れなのかを確認する必要はあります。
ただし、腫れ方には、かなり個人差があるのも事実です。
私の個人的な説明の仕方では、まずは、腫れが出るのか、出ないのか。もし、出た場合、何日程度で引くのか、経験的なことを含めて、具体的に説明するようにしております。
また、元の肌の色により、目立ち安さも変わってきます。色黒な方は、青あざは目立ちませんし、色白な方は目立つといった説明もするようにしています。

痛くない、青あざが出ない、腫れないどいう広告に惑わされないように、治療前にしっかりと確認していただくことが重要です。
医師から説明することは当然ですが、当然のことができていないクリニックもありますので、ご本人からも心配なことがあれば、具体的に聞いていただく必要があると思います。
もし、この説明をしっかりしていだだけないクリニックであれば、パスしていただいたほうが良いと思います。


美容情報の氾濫(はんらん)

この10年間で、美容外科、美容皮膚科の情報の入手の仕方は激変しました。

以前は、テレビコマーシャル、雑誌の後の広告が中心でした。

しかし、この10年間は、インターネットの爆発できな普及もあり、情報は殆ど、インターネットを通じた広告を中心に変わりました。

また、ツイッター、フェイスブック、Google+などのSNSの普及もあり、情報の入手方法も日々変化しています。

この2~3年は、スマートフォンの大普及もあり、よりいっそインターネットを通じて、情報が入手しやすい環境に変化してきています。

さらに、口コミサイトなども増えることで、情報の入手方法が日々変化しています。

美容情報の氾濫で。

しかし、患者様から、情報が多すぎて、何が良いのか悪いのかわからないといことを聞きます。

また、びっくりするような副作用が書いてあり、怖くて出来なくなるということも聞きます。

新しいものが良いとは限らず、何を持って効果があるかないかも人によって基準は異なります。

美容情報の氾濫で、何が良くて、何が良くないのかは、ドクターにより変わりますが、今回のブログを通じて、私なりの考え方(あくまで経験を通じてのお話が中心になりますが)を述べて、クリニック選びの基準にしていただければと思います。


なぜ、ブログを始めたのか。

医師になってから20年

私も、平成3年(1991年)に医学部を卒業し、医師になってから20年がたちます。
はじめの10年が、形成外科。
次の10年が、美容外科、美容皮膚科を中心に治療を行って来ました。

この、10年間の美容の治療は、日進月歩で、非常に変化が激しく、絶えず、新しい治療が出てきています。

ブログを始めようとしたきっかけは?

医師となり20年を迎え、また、40台半ばを過ぎて、医師としての節目である事。

また、美容治療をはじめて、10年以上たち、自分なりの美容の経験を積んできて、(当然ですが、これ以上経験されている先生もたくさんいらっしゃいますので、大きな事を言える立場ではありませんが)、美容に対する自分のこだわりも出てきました。

このブログは、自分の経験と自分なりのこだわりを中心に述べていきたいと思います。
あくまで、個人的な意見も多く、美容を専門としているドクターにより考え方も異なると思いますが、この考え方こそ、美容のクリニック選びの基準にしていただければと思います。

今後のブログをお楽しみに。


プロフィール

まりもクリニック院長 牧野良彦
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まりもクリニック

院長

牧野良彦

名古屋の美容外科、美容整形、美容皮膚科のクリニック。院長の牧野良彦です。美容のお悩み、ご相談あれば、いつでも連絡ください。クリニックでは、美容外科手術全般、美容皮膚科では、ボトックス注射、ヒアルロン酸注入、PRPなどさまざまな治療を行っています。また、ウルセラ、サーマクール、フォトフェイシャル、レーザーなど様々な治療機器を揃えています。

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